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空芯コイル(穴のあいた電磁石だと思えばいい)に電流を流すと
鉄の弾がコイルの中心に向かって吸い寄せられてくるから、
弾が近づいてきたときにスイッチを切れば、
弾は慣性の法則で穴の反対側から飛んでく。
これがコイルガン。
要するに、磁石に鉄釘が吸い寄せられるのと同じ原理。
一方レールガンは一言で言うならフレミング左手の法則。
535の図で説明すると、
電流は弾の左から右に流れて、
磁界は図の手前から奥にできるので、
力は図の上方向に発生して弾が飛ぶ。
磁界はどうやって作るのかというと、
電流を流すと右ねじの法則で勝手にできる
(図の小さい赤い矢印)ので、
別にわざわざ作らなくてもいい。
ちなみに、ものすごい電流密度なので、
弾やレールの一部は溶けたり蒸発したりプラズマ化したりして
銃口から飛び出すので撃ったとき派手に光る。らしいよ。